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超初心者でも刺繍はできる?

今まで刺繍をまったくやったことがない超初心者でも、刺繍を楽しむことができます。刺繍針と刺繍糸、そしてハサミや刺繍枠など刺繍に必要なものを用意し、後は水溶性シートか接着芯を準備するだけです。接着芯や水溶性シートは、手芸店や100円ショップで入手することができます。それらに刺繍の作業手順が書かれているので、それに沿って楽しみましょう。

ステッチをマスターしよう

初めのうちは、それだけで満足できます。しかし、やがてもっと綺麗に仕上げたいと思うようになるでしょう。刺繍を綺麗に仕上がるのは、基本的なステッチをマスターする必要があります。基本的なステッチといっても、その数は50以上にもなります。まずはクロスステッチやランニングステッチなど基本中の基本のステッチからマスターすることをおすすめします。

バックステッチとは何か?

バックステッチも、基本中の基本ともいえるステッチです。バックステッチとは、刺繍針を一旦後ろに戻って(バックして)から、布の裏側で刺繍針を前方に進ませるという技法のことです。刺繍糸で、一直線に線を引いたような感じに仕上がります。針の穴と穴の距離は、等間隔にするようおすすめします。そうするなら見た目が綺麗に仕上がるからです。

バックステッチの縫い方

最初に、刺繍糸を針に通し玉結びをし、その刺繍針を布の裏から刺して表に出すようにします。それから、刺繍針を後ろに戻し、最初に穴を空けた箇所から0.5センチほどのところを刺して針を裏側に出します。布の裏側で、刺繍針を前に進ませ、最初に空けた穴の0.5センチ前方のところから針を表に出します。後は、その繰り返しになります。

バックステッチの応用

バックステッチの応用として、シーズステッチと呼ばれるものがあります。シーズは英語で種のことです。布の表面上で種が一直線に転々としているようにみえることから、そのように名付けられています。刺繍糸を針に通し玉結し、その刺繍針を布の裏から刺して表に出すようにするのはバックステッチと同じです。それから針を一旦後方に戻し、最初に穴を空けたところから0.3センチ辺りに刺繍針を刺して、裏側に出します。布の裏側で、刺繍針を前に進ませ、最初に空けた穴の1センチ前方のところから針を表に出します。後は、その繰り返しになります。

今回は、基本ステッチの1つであるバックステッチをご紹介しました。超初心者でも、刺繍を楽しむことができます。しかし、何度もやっていくうちに、もっと上達したいと思うことでしょう。上達するにはステッチを覚えることが必要です。バックステッチを含め基本的なステッチを数多くマスターして、刺繍をもっと楽しみましょう。