腕立て伏せは、自宅で簡単にできる上半身の筋トレとして人気があります。
しかし、腕立て伏せができない人も多いのではないでしょうか?腕立て伏せができない原因は、筋力不足や体重過多、体の使い方の間違いなどが考えられます。
そこで、この記事では、腕立て伏せができない人のための簡単な筋トレ方法を紹介します。
これらの筋トレを続けることで、腕立て伏せに必要な筋力や体幹力を鍛えることができます。ぜひチャレンジしてみてください。
壁プッシュアップ
壁プッシュアップは、腕立て伏せの初歩的な練習としておすすめです。壁プッシュアップは、壁に手をついて行う腕立て伏せのバリエーションです。壁プッシュアップは、通常の腕立て伏せに比べて負荷が軽く、初心者でも取り組みやすい筋トレです。壁プッシュアップを行うことで、腕立て伏せに必要な胸や腕の筋肉を使うことができます。また、壁プッシュアップは、腕立て伏せの正しいフォームや呼吸法を身につけるのにも効果的です。
壁プッシュアップのメリットは以下の通りです。
- 胸や腕の筋力を向上させることができます。
- 肩甲骨周りの筋肉をほぐすことができます。
- 肩こりや首こりを改善することができます。
- 姿勢を良くすることができます。
- 心肺機能を高めることができます。
壁プッシュアップのやり方は以下の通りです。
- 足を肩幅に開いて、壁に向かって立ちます。壁とは腕の長さよりも遠い距離で立ち、つま先は壁に向けます。
- 手は肩幅より広めに開いた状態で壁に付けます。
- 息を吸いながら肘をゆっくりと曲げて、胸を壁に近づけます。
- 息を吐きながらゆっくり肘を伸ばし、元の状態に戻します。
壁プッシュアップのコツは以下の通りです。
- 肘は体の横に開かずに、体に沿わせるようにします。
- 肘を曲げる時は、胸が壁に触れるか触れそうなくらいまで下げます。
- 肘を伸ばす時は、完全に伸ばさずに少し曲げたままにします。
- 背中やお尻が反らないようにします。
- 顔は正面を向き、首やあごを引きます。
壁プッシュアップの目安は、8~10回を1~3セットです。フォームを意識しながら、正しい姿勢で行いましょう。
膝つきプッシュアップ
膝つきプッシュアップは、腕立て伏せの中級的な練習としておすすめです。膝つきプッシュアップは、膝を地面につけて行う腕立て伏せのバリエーションです。膝つきプッシュアップは、通常の腕立て伏せよりも体重が少なくなるため、負荷が減ります。そのため、初心者でも挑戦しやすい筋トレです。膝つきプッシュアップを行うことで、胸や腕だけでなく、体幹も鍛えることができます。
膝つきプッシュアップのメリットは以下の通りです。
- 胸や腕の筋力を向上させることができます。
- 体幹力を高めることができます。
- 腰痛やぎっくり腰の予防になることができます。
- 姿勢を良くすることができます。
- 代謝を上げることができます。
膝つきプッシュアップのやり方は以下の通りです。
- 手は肩と同じ高さで、肩幅より少し広げて地面に付きます。
- 膝を地面に付き、足は浮かせます。
- 肘を曲げて、ゆっくり体を下げます。
- 限界まで下げた状態で停止し、息を吐きながらゆっくり体を持ち上げます。
膝つきプッシュアップのコツは以下の通りです。
- 肘は体の横に開かずに、体に沿わせるようにします。
- 肘を曲げる時は、胸が地面に触れるか触れそうなくらいまで下げます。
- 肘を伸ばす時は、完全に伸ばさずに少し曲げたままにします。
- 体が一直線になるように、腰やお尻が下がらないように注意しましょう。
- 顔は正面を向き、首やあごを引きます。
膝つきプッシュアップの目安は、5~8回を1~3セットです。フォームを意識しながら、正しい姿勢で行いましょう。
プランク
プランクは、腕立て伏せの上級的な練習としておすすめです。プランクは、腕立て伏せの姿勢で体を支えるだけの筋トレです。プランクは、動かないように見えますが、実は全身の筋肉を使って体を安定させる必要があります。そのため、プランクは、腕立て伏せに必要な体幹力を高めるのに効果的な筋トレです。プランクを行うことで、腹筋や背筋だけでなく、肩や腕、お尻や太ももなどの筋肉も鍛えることができます。
プランクのメリットは以下の通りです。
- 腹筋や背筋の筋力を向上させることができます。
- 体幹力を高めることができます。
- 姿勢を良くすることができます。
- 腰痛やぎっくり腰の予防になることができます。
- 内臓機能を改善することができます。
プランクのやり方は以下の通りです。
- 腕立て伏せの姿勢で、ひざを90度に曲げて床につけます。
- 手は肩幅よりもこぶし2個分、外側に広げます。
- 肘を曲げ、胸板が床につく位置まで身体を下ろします。
- この状態で体を一直線に保ち、10~30秒キープします。
プランクのコツは以下の通りです。
- 肘は肩の真下に置きます。
- 肘から足まで一直線になるようにします。
- 背中やお尻が反らないようにします。
- おへそを引っ込めるようにします。
- 顔は正面を向き、首やあごを引きます。
プランクの目安は、10~30秒を1~3セットです。呼吸は止めずに行いましょう。腰やお尻が上がったり下がったりしないように注意しましょう。
まとめ
腕立て伏せができない人は、壁プッシュアップ、膝つきプッシュアップ、プランクの3つの筋トレを試してみましょう。
これらの筋トレは、自宅で簡単にできるものばかりです。毎日続けることで、腕立て伏せに必要な胸や腕、体幹の筋力を鍛えることができます。ぜひチャレンジしてみてください。