今回は、一週間の筋トレメニューで効果を実感できる自重トレーニングをご紹介します。
自重トレーニングとは、自分の体重を使って筋力を鍛えるトレーニングのことです。自重トレーニングのメリットは、以下の通りです。
- ジムに行かなくても、自宅や公園などで気軽にできる
- 器具や道具が不要で、費用がかからない
- 全身の筋肉をバランスよく鍛えられる
- 体幹や柔軟性も向上させられる
- 筋肉量が増えると基礎代謝も上がり、脂肪燃焼効果も期待できる
では、具体的にどんな自重トレーニングをすればいいのでしょうか?ここでは、一週間の筋トレメニューを例としてご紹介します。このメニューは、以下のように分割しています。
- 月曜日:胸と腕
- 火曜日:休息
- 水曜日:背中と肩
- 木曜日:休息
- 金曜日:脚とお腹
- 土曜日:休息
- 日曜日:全身
それぞれの日に行う自重トレーニングは、以下の通りです。
月曜日:胸と腕
胸と腕を鍛える自重トレーニングは、主にプッシュアップとダイヤモンドプッシュアップです。これらは、胸や三頭筋などの上半身の筋肉を効果的に刺激します。やり方は以下の通りです。
プッシュアップ
- 両手を肩幅より少し広く床につけて、体をまっすぐに保ちます。
- 肘を曲げて胸が床に近づくまで下ろします。
- 肘を伸ばして元の位置に戻します。
- これを10回繰り返します。
ダイヤモンドプッシュアップ
- 両手をダイヤモンド型に組んで床につけて、体をまっすぐに保ちます。
- 肘を曲げて胸が床に近づくまで下ろします。
- 肘を伸ばして元の位置に戻します。
- これを10回繰り返します。
これらの自重トレーニングを、3セット行います。セット間には、30秒から1分の休憩を取ります。もし、10回が難しい場合は、回数を減らしても構いません。逆に、10回が簡単な場合は、回数を増やしたり、足を高くしたりして難易度を上げてみましょう。
水曜日:背中と肩
背中と肩を鍛える自重トレーニングは、主にプルアップとダンベルフライです。これらは、背中や二頭筋などの上半身の筋肉を効果的に刺激します。やり方は以下の通りです。
プルアップ
- 懸垂バーに両手を肩幅より少し広く掴みます。
- 肘を曲げて顎がバーの上になるまで引き上げます。
- 肘を伸ばして元の位置に戻します。
- これを5回繰り返します。
ダンベルフライ
- 両手にダンベル(なければペットボトルなどでも可)を持ちます。
- 背中を丸めずに立ちます。
- 両手を前に伸ばして合わせます。
- 両手を横に開いて肩の高さまで持ち上げます。
- 両手を元の位置に戻します。
- これを10回繰り返します。
これらの自重トレーニングを、3セット行います。セット間には、30秒から1分の休憩を取ります。もし、5回や10回が難しい場合は、回数を減らしても構いません。逆に、5回や10回が簡単な場合は、回数を増やしたり、ダンベルの重さを変えたりして難易度を上げてみましょう。
金曜日:脚とお腹
脚とお腹を鍛える自重トレーニングは、主にスクワットとプランクです。これらは、脚やお腹などの下半身の筋肉を効果的に刺激します。やり方は以下の通りです。
スクワット
- 足を肩幅くらいに開きます。
- 背中を丸めずに胸を張ります。
- 膝がつま先より前に出ないように注意しながら、お尻を後ろに突き出して腰を下げます。
- 太ももが床と平行になるまで下げたら、元の位置に戻します。
- これを15回繰り返します。
プランク
- 両手とつま先で床に支えて、体をまっすぐに保ちます。
- お腹やお尻がたるまないように締めます。
- この姿勢を30秒間キープします。
これらの自重トレーニングを、3セット行います。セット間には、30秒から1分の休憩を取ります。もし、15回や30秒が難しい場合は、回数や時間を減らしても構いません。逆に、15回や30秒が簡単な場合は、回数や時間を増やしたり、スクワットではジャンプしたりして難易度を上げてみましょう。
日曜日:全身
日曜日は、全身を鍛える自重トレーニングを行います。これは、月曜日から金曜日までに行ったトレーニングの復習としても効果的です。やり方は以下の通りです。
バーピー
- 立った姿勢から、両手を床につけて体を前に倒します。
- 両足を後ろに蹴ってプッシュアップの姿勢になります。
- 一回プッシュアップを行います。
- 両足を前に戻して立ち上がります。
- 両手を上に伸ばしてジャンプします。
- これを10回繰り返します。
ランジ
- 足を肩幅くらいに開きます。
- 左足を前に大きく踏み出します。
- 右足の膝が床に近づくまで下げます。
- 左足を元の位置に戻します。
- 右足と左足を入れ替えて同じ動作を行います。
- これを10回(片足5回ずつ)繰り返します。
クランチ
- 床に仰向けに寝て、両足を曲げて立てます。
- 両手を耳の横に添えます。
- 肩甲骨が床から離れるまで上半身を起こします。
- 元の位置に戻します。
- これを15回繰り返します。
これらの自重トレーニングを、3セット行います。セット間には、30秒から1分の休憩を取ります。もし、10回や15回が難しい場合は、回数を減らしても構いません。逆に、10回や15回が簡単な場合は、回数を増やしたり、バーピーでは高くジャンプしたりして難易度を上げてみましょう。
まとめ
この記事では、一週間の筋トレメニューで効果を実感できる自重トレーニングを紹介します。自重トレーニングとは、自分の体重を使って筋力を鍛えるトレーニングのことです。ジムに行かなくても、自宅や公園などで気軽にできるのがメリットです。また、全身の筋肉をバランスよく鍛えられるので、シェイプアップや脂肪燃焼効果も期待できます。一週間の筋トレメニューは、以下のように分割しています。
- 月曜日:胸と腕(プッシュアップやダイヤモンドプッシュアップなど)
- 水曜日:背中と肩(プルアップやダンベルフライなど)
- 金曜日:脚とお腹(スクワットやプランクなど)
- 日曜日:全身(バーピーやランジなど)
それぞれの日に行う自重トレーニングのやり方やコツを詳しく解説しています。このメニューは、あくまで一例ですので、あなたの体力や目標に合わせて調整してください。筋トレと生活習慣のバランスをとって、健康的で美しいボディを目指しましょう!