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水分をきちんと取り除く

さんまをパリッと焼くためには、余分な水分を取り除く必要があります。もし、ここで手を抜くと焼いた後に水っぽくなってしまいます。まず、さんまを水洗いした後、さんまの両面に塩を適量ふりかけて、そのまま15分ほど置きます。その後、キッチンペーパーで水分をしっかりと取るようにします。それから、再びさんまに塩をふりかけます。

火を通りやすくする工夫

さんまの大きさに対してフライパンが小さい場合、さんまを半分に切りましょう。腹わたを切らないように注意しながら、真ん中あたりを切ると良いでしょう。フライパンに収まるなら、切らなくても良いかもしれません。火を通りやすくするために、さんまに切れ目を入れるようにします。幅5ミリから1センチ程度の間隔で斜め切りします。

クッキングペーパーを敷いて焼く

強火で熱してから、クッキングペーパーをフライパンに敷きます。最初に、お皿に載せたときに上になる方を下にします。蓋をせずに、7,8分程度中火から弱火で焼くようにします(蓋をすると蒸気がこもってしまい、パリッと焼くことができません)。生焼けの状態でさんまを動かすと、皮がめくれてしまいます。ですので、5,6分はそのまま動かすことなく焼くようにしましょう。

裏返して、焼いて、完成です!

5,6分経ったら、切れ目から火の通り具合を見ます。身の半分くらいまで、火が通っているようなら裏返します。裏返すとき、箸ではなく木べらを使うと便利です。裏返した後、やはり動かすことなく中火から弱火で焼いていきます。5,6分程焼いたら、切れ目から火の通り具合を確認しましょう。焼けているようなら、火を止めます。

焼いたさんまをアレンジしよう

いつもさんまの塩焼きだと飽きますので、ときどきアレンジしてみてはいかがでしょうか。例えば、さんまの蒲焼を作ってみませんか。作り方は簡単です。さんまの蒲焼は、切り身にしたさんまに片栗粉をまぶし、油を熱したフライパンで焼きます。十分に焼けたら、醤油、みりん、砂糖で作ったタレを絡めて、汁気が少なくなれば出来上がりです。

今回は、フライパンを使ったさんまの塩焼き方法をご紹介しました。焼いたさんまをお皿に乗せて、そのまま食べるのも良いですが、大根おろしやミョウガ、柚子こしょうとポン酢などを添えても美味しいでしょう。特に、大根おろしは消化を助ける働きをするので、おすすめの付け合せです。次回、さんまを調理する機会があったら、フライパンで焼いてみましょう。