北欧照明とは何でしょうか。はっきりした定義はありませんが、北欧デザイナーの作品や北欧で作られたもの、またそのテイストを取り入れたアイテムといえるかもしれません。その北欧照明のブランドをいくつかご紹介します。
北欧照明はおしゃれなデザインのものが多く、しかも実用的であるために、とても人気の高いアイテムとなっています。ほとんどの照明が柔らかくて温かい光を放ちますが、それが北欧らしいと感じる人も多いようです。どの部屋でもしっくりくるデザインなので、リビングやダイニング、玄関や寝室などに取り入れるのがおすすめです。
ルイスポールセンはPH5が有名
北欧照明というとルイスポールセンという人もいるくらい有名なデンマークのブランドです。ルイスポールセンPH5は世界中に愛好者がいる、名作中の名作といえる照明です。この名称はデザイナーのポール・ヘニングセンの頭文字とシェードの直径が50センチだったことから名付けられました。2008年にはPH5の生誕50年に当たることから、記念モデルとしてPH50が作られました。
レ・クリントは1枚1枚がハンドメイド
レ・クリント社もデンマークの有名なブランドです。レ・クリントはすべてハンドメイドでできたランプです。ペーパー状の特殊なプラスチックを1枚1枚手で折り曲げて作っています。その結果として、あの美しいフォルムが出来上がります。とても温かい光を投じ、優しい影も作り出すレ・クリントの照明に多くの人が魅了されています。
新進気鋭のブランド「ヴィータ」
ヴィータ社もデンマークの新進気鋭のブランドで、ヴィータから出されている照明器具はウィリアム・ラヴィンとクリスチャンセンよってデザインされ、そして形になりました。とても斬新なデザインが多く、例えば、シルビアというシリーズのシェードは花の蕾に似た形になっています。
ヴィータ社のユニークなところは、購入者が照明のシェードを組み立てることです。
トリポッドテーブルライト
スウェーデンのブランド「マークス・ロイド」というと、トリポッドテーブルライトが有名です。トリポッドテーブルライトは、カメラの三脚を思わせるようなスラリと伸びた3本の脚が特徴のテーブルライトで、そのスマートさが世界中の人々から支持されています。リネンで出来ているシェードは温かみのある優しい光を投じます。
今回は北欧照明についてご紹介しました。北欧照明はおしゃれなデザインが多く、その上実用的です。北欧照明の中でも特に有名なブランドはルイスポールセンです。PH5は名作中の名作と言える作品です。新進気鋭のブランド「ヴィータ」は、購入者がシェードを組み立てるという面白いコンセプトを持っています。この機会に北欧照明を取り入れてみませんか。
