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そもそもラタン家具とは?

ラタンとは日本語で籐を意味する言葉で、熱帯や亜熱帯地方に生えている植物のことです。この植物の特徴は柔らかくて軽いことです。そのため椅子など小型のラタン家具は、女性でも苦労することなく持ち運びすることができます。それだけでなくラタンは強度が非常に強く、耐久性に優れています。ラタン家具は丁寧に扱うなら、かなり長持ちさせることができます。

ラタン家具は注意して選ぶ

ラタン家具は製品ごとに品質が異なるため選ぶ際には注意が必要です。現在、ラタン家具の製造のほとんどはインドネシアで行なわれています。現地工場の家具職人の腕はまちまちです。そのため質の劣るものが輸入されることもあります。
品質の良さを測る目安となるのがフレームの接合部のピールです。ピールの巻き方が悪いものは避けるのが無難です。

ラタン家具のデザインー網代編み

網代編みとは表皮を細く剥いだラタンを、交差させながら編んだデザインのことです。代表的なデザインで、ラタン家具によく見られる模様です。例えば、椅子の背もたれ部分に使われていることもあれば、ラタンのカーペットのデザインとして使われている場合もあります。
ラタンのカーペットはひんやりと涼しいという特徴があり、特に夏に活躍するアイテムです。

ラタン家具のデザインー四つ目編み

ラタン家具には四つ目編みという編み方も取り入れられています。四つ目編みとは表皮を細く削ったラタンの中から横と縦の幅が同じものを選び、それらを等間隔にすき間を開けながら四つ目の形に編んでいく技法のことをいいます。網代編みと比較するなら間隔が開いているために強度がやや劣りますが、涼しさという点では網代編みよりも優っています。

ラタン家具をインテリアに取り入れよう

ラタンを使用した家具は色々あります。椅子やソファー、チェストにもラタンが使用されています。また、リクライニングできる寝椅子にもラタンが使用されています。画像の寝椅子は網代編みになっているので、強度がとても高く安心して全身を任せることができます。
ラタンは他にもランドリーやペットハウス、すのこなど色々な使われ方がされています。

今回はラタン家具についてご紹介しました。最近ではインドネシアで生産されているラタン家具は職人の腕の違いで品質に大きな差が出ることがあります。フレームの接合部のピールを見て、質の良いラタン家具を選ぶことをおすすめします。網代編や四つ目編などの色々なデザインがあるラタン家具は椅子や、ソファーまた寝椅子などでも活用されています。