ウォーキングとルームランナーの違いは?メリットとデメリットを比較してみた

生活
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ウォーキングは、健康やダイエットに効果的な運動として人気があります。

しかし、外でウォーキングするのは天候や時間に左右されることが多く、なかなか続けられないという人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが、自宅でウォーキングができるルームランナーです。ルームランナーは、電動式と自走式の2種類がありますが、どちらもウォーキングやジョギングができる便利なフィットネス器具です。

しかし、ルームランナーでウォーキングするのと、外でウォーキングするのとでは、どんな違いがあるのでしょうか?

また、ルームランナーにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

この記事では、ルームランナーでウォーキングする場合と外でウォーキングする場合の違いや、ルームランナーのメリットやデメリットを比較してみます。

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ルームランナーでウォーキングする場合と外でウォーキングする場合の違い

身体にかかる負荷の大きさ

ルームランナーでウォーキングする場合と外でウォーキングする場合では、身体にかかる負荷の大きさが違ってきます。一般的には、外で歩く方が身体にかかる負荷は大きくなります。それは以下の理由によります。

  • 外で歩く場合は、足で地面をしっかり押し出す必要があります。地面を押し出すことで身体を前へ運ぶことができますが、その分筋力を必要とします。一方、電動式ルームランナーでは走行面が自動で動くため、地面を押し出す力はそれほど必要ありません。自走式ルームランナーでは自分の力で走行面を動かしますが、滑らかに動くように設計されているため、外よりも負荷は小さくなります。
  • 外で歩く場合は、空気抵抗や風の影響を受けます。空気抵抗や風は前進する力に対して逆方向に働くため、負荷を増やします。特に強い向かい風や横風の時は歩くのが辛くなります。一方、ルームランナーでは室内でその場で歩くため、空気抵抗や風の影響はありません。
  • 外で歩く場合は、坂道や段差など地形の変化に対応する必要があります。坂道や段差は負荷を増やすだけでなく、バランスを崩しやすくするため、注意力も必要とします。一方、ルームランナーでは走行面は水平で平坦なため、地形の変化に対応する必要はありません。

ただし、ルームランナーには傾斜調整機能がついているものもあります。傾斜調整機能を使えば、走行面を前上がりに傾けることができます。傾斜をつけると、外での上り坂と同じように負荷を強くすることができます。傾斜をつけることで、カロリー消費や筋力アップなどの効果を高めることができます。

消費されるカロリーの違い

身体にかかる負荷の大きさが違ってくれば、消費されるカロリーも違ってきます。当然、負荷が強い方がカロリーは多く消費されるため、外で歩く方がカロリーは多く消費されます。しかし、ルームランナーでは傾斜調整機能を使って負荷を強くすることで、カロリー消費を増やすことができます。

また、消費カロリーは歩く速度や時間にも影響されます。速く歩けば歩くほど、長く歩けば歩くほど、カロリー消費は多くなります。ルームランナーでは速度や時間を自由に設定できるため、自分の目標に合わせてカロリー消費を調整することができます。

周りの景色の違い

ウォーキングとルームランナーでは、周りの景色も大きく異なります。ウォーキングは、自然や街並みを楽しみながら歩くことができます。季節や時間によって変化する景色は、目にも心にも優しいです。また、人や動物との出会いもあります。これらは、ウォーキングの魅力の一つです。

しかし、ウォーキングでは、周りの景色に気を取られてしまうこともあります。例えば、信号や交通量によってペースが乱れたり、危険な場所や人に遭遇したりすることもあります。また、同じコースを何度も歩くと飽きてしまうこともあります。

ルームランナーは、周りの景色に左右されることなく、集中して運動できます。自分の好きな音楽やテレビを聴いたり見たりしながら歩くことができます。また、スマートフォンやタブレットなどを使って、バーチャルな景色を楽しむこともできます。例えば、海外の名所や自然を映した動画を見ながら歩くと、まるでその場所にいるような感覚になります。

しかし、ルームランナーでは、周りの景色が変わらないため、 monotony(単調さ) に感じることもあります。また、音楽やテレビなどに気を取られてしまうと、運動強度が低下したり、姿勢が悪くなったりすることもあります。

ウォーキングのメリットとデメリット

メリット

  • 外気を吸って気分転換になる:ウォーキングは、外に出て新鮮な空気を吸うことができます。自然や街並みを眺めながら歩くことで、ストレス解消や気分転換にもなります。
  • 風や地面の抵抗で消費カロリーが高い:ウォーキングは、風や地面の抵抗を受けることで、筋力や持久力を鍛えることができます。また、消費カロリーも高くなります。例えば、60kgの人が1時間に6km歩く場合、風や地面の抵抗がある場合は約300kcal消費しますが1、ルームランナーでは約240kcalしか消費しません。
  • 特別な器具や費用が不要:ウォーキングは、特別な器具や費用が必要ありません。歩きやすい靴と服装さえあれば、いつでもどこでも始められます。

デメリット

  • 天候や時間に左右される:ウォーキングは、外で行うため、雨や雪、暑さや寒さなどの天候に左右されます。また、暗くなる前に帰らなければならない場合もあります。これらの条件が合わないときは、ウォーキングを断念することもあるでしょう。
  • 膝や足首に負担がかかる:ウォーキングは、アスファルトや芝、土など地面の硬さによって膝や足首に負担がかかります。特に、アスファルトは衝撃吸収性が低いため、関節や筋肉にダメージを与える可能性があります。適切な靴やストレッチをしないと、故障の原因になることもあります。

ルームランナーのメリットとデメリット

メリット

    • 天候や時間に関係なく運動できる:ルームランナーは、屋内で使用できるため、天候や時間に関係なく運動できます。雨の日や暑い日、夜遅くでも、自分の都合に合わせてウォーキングができます。
    • 膝や足首への負担が少ない:ルームランナーは、ベルトに衝撃吸収機能がついているものが多いため、膝や足首への負担が少なくなります。また、地面の凹凸や段差などの危険もありません。転倒や怪我のリスクも低くなります。
    • 速度や傾斜を自由に調整できる:ルームランナーは、速度や傾斜を自由に調整できるため、自分の目的や体力に合わせて運動強度を変えられます。例えば、傾斜をつけると消費カロリーが増えます。また、プログラムに従って自動的に速度や傾斜が変わるものもあります。

デメリット

  • 外気を吸えない:ルームランナーは、屋内で使用するため、外気を吸えません。空気がこもってしまったり、汗臭くなったりすることもあります。換気や消臭をしっかり行う必要があります。
  • 設置スペースや費用がかかる:ルームランナーは、本体が大きくて重いものが多いため、設置スペースを確保する必要があります。また、折り畳み式でも収納場所に困ることもあります。さらに、電源が必要なため、電気代もかかります。価格も高いものが多く、購入する際には予算を考慮する必要があります。

まとめ

ウォーキングとルームランナーでは、それぞれにメリットとデメリットがあります。ウォーキングは外気を吸って気分転換になりますが、天候や時間に左右されます。ルームランナーは天候や時間に関係なく運動できますが、設置スペースや費用がかかります。

どちらを選ぶかは、自分の目的や環境に合わせて決めましょう。ウォーキングとルームランナーを併用することで、効果的で楽しい運動ライフを送ることもできます。

 

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