源平・一の谷の古戦場で、桜の名所としても知られている須磨浦山上遊園。
今回、須磨浦山上遊園を訪問した方にお話をお聞きしました。
いつ頃、誰と行きましたか?
9月の日曜日、夫と2人で行きました。
須磨浦山上遊園(ロープウェイ、カーレーター、回転展望台)の料金、入場料等を教えてください。
◇往復割引回遊券セットAコース=大人1,800円、小人1,350円 (ロープウェイ、カーレーター、展望閣、観光リフト)
◇往復割引回遊券セットBコース=大人1,200円、小人750円
◇ロープウェイ=大人片道500円、往復920円、小人片道250円、往復460円
◇カーレーター=大人片道200円、往復350円、小人片道200円、往復350円
◇回転展望閣入場料=大人100円、小人50円 ◇観光リフト=大人片道440円、往復600円、小人片道440円、往復600円
◇サイクルモノレール=1回1人200円
須磨浦公園の魅力、特徴、見どころなどをあなたなりに紹介してください。
須磨浦公園からロープウェイで登って楽しむ遊園です。 須磨海岸がすぐそばで、高角度から見える景色は最高。 関西国際空港や神戸空港など、広い範囲を見渡すことが可能です。 ロープウェイを降りてからは、カーレーターや観光リフトなどを使って山々を超えて登っていきます。 登山をしたい方は、これらに乗らずに歩くのも良いでしょう。 須磨浦山上遊園の魅力は、古めかしいところです。 「ザ・昭和の遊園地」の雰囲気で、アトラクションはかなり揺れますし、快適とは言えません。 そんな不便さ、揺れを楽しむべき場所だと思います。 日曜日でも空いていますし、ゆったりと楽しむことができるでしょう。
須磨浦公園のサイクルモノレールはどうでしたか?
サイクルモノレールが最高に良い景色で、楽しめました。 地上3~8mに、小さな広場を巡るように設置されたレール。 2人乗りの自転車を漕ぎながら、空中散歩を楽しむことができます。 スタート直後の眺めは本当に最高の一言です。 明石海峡大橋と淡路島の絶景を望むことができます。 お気に入りの眺めでは、手元のブレーキでスピード調整しながら楽しむのが良いでしょう。 日曜日の昼間、多くても楽しんでいるのは2~3組、並ぶことはほぼないと言えるでしょう。 ゆったりと楽しみたい人に、ぜひおすすめしたいアトラクションです。
須磨浦公園のカーレーターはどうでしたか?
ロープウェイ山上えきと園内の頂上を結ぶ、カーレーターが面白いです。 全国的に見てもなかなかお目にかかれない、珍しい乗り物でしょう。 2人乗りのカゴに乗り込むと、振動しながら進んでいきます。 かなり急勾配の斜面をゆっくりと進んでいき、途中で信じられないほどの振動に、思わず酔ってしまいそうに。 まさに昭和レトロ感漂う、今時の遊園地では味わうことのできない感覚です。下より上りの方が、スリル満点で楽しかったです。
須磨浦公園の観光リフトはどうでしたか?
鉢伏山と旗振山を結ぶ観光リフトが、怖くて面白いです。 ブランコのようなリフトに身一つで乗り込むのは、ある意味恐怖の体験です。 特に安全ベルトなどはなく、左側にあるポールにしがみつきます。 前のリフトには「とびおりダメ」と大きく掲げてあり、「飛び降りたら、一巻の終わりだな」と恐怖に震えます。 高所恐怖症の人や心配性の人は、ある意味本当の恐怖を味わうことになるでしょう。 今時、こんなアトラクションは見たことがなく、ドキドキ感がクセになります。 途中で見える海は、最高の眺望です。
須磨浦山上遊園の喫茶店「コスモス」で食事をしたようですね?
ロープウェイで登ったところに展望閣があり、「コスモス」という喫茶店が併設されています。 約55分かけて、丸いフロアーがゆっくりと回転する、大変珍しい回転レストランです。 360度のパノラマビューを楽しみながら、ゆっくりしている人が多かったです。 ドリンクメニューはコーヒーや紅茶はもちろん、クリームソーダや瓶のコーラなど、昭和レトロで懐かしいメニューもあります。 フードはピザトーストやホットドッグなどの軽食から、カレーやピラフなどもあり、さまざまなシーンで利用することができそうです。
出発場所から須磨浦山上遊園までのアクセス方法を教えて下さい。
家から車で行きました。 下道で20分くらいの距離でしたが、土日は海岸線が混むので注意が必要です。
須磨浦山上遊園の駐車場について教えてください
駐車場は須磨浦公園駅ロータリー西側にある、神戸市営須磨浦公園駐車場を利用します。 約200台収容で、有料です。 日曜日の昼間に行きましたが、駐車場はかなり空いていました。
須磨浦山上遊園をまわる所要時間を教えてください
着いてから出るまで、約1時間半でした。 体感は2~3時間いた感覚で、とても楽しむことができました。